自然の中で呼吸を取り戻し、ヨガで体を目覚めさせる

草原での最初の息

こんな天気になると、人はつい外に出たくなってしまう。マットを地面に広げると、足元にはまずひんやりとした感触が走り、やがて太陽の光で温まっていくにつれ、心も穏やかになっていく。室内で長く練習していると忘れてしまいがちだが、ストレッチの本質は動きを完璧にこなすことではなく、胸を開いた瞬間に吸い込む空気の中にさえ、草の香りが漂ってくることなのだ。

陽の光が降り注ぐと、体は自然と上へ伸びたくなる

立ち上がり、体を横に傾け、軽く後ろに反らせてから、足の裏をしっかりと地面につける――この「開く」感覚は、すぐに身につくものではありません。まずはふくらはぎを安定させ、次に骨盤をゆっくりと持ち上げ、肩を耳から離すようにすると、最後に首が楽になります。片足で立っているとふらつくこともあり、風が吹くと、無意識のうちに足の指で地面を掴もうとします。そうすることで、心もより自然に「今この瞬間」へと戻りやすくなります。

少し腰を落とすと、腰や肩、背中が徐々にほぐれていきます

私は屋外で、少し深く体を落とす動きをするのが好きです。ランジで体を沈める時、前の股関節に明らかなストレッチ感があり、後ろの脚はピンと伸び、指先が地面に触れると、まるで体が地面に支えられているような感覚になります。何かを表現するために力を入れるのではなく、ただゆっくりと、体の中のこわばった部分をほぐしていくのです。

場所を変えて練習すると、呼吸がはっきりと意識できるようになることがある。息を吸うと胸が上がり、吐くと肩甲骨が下がり、まるで春に全身が再び整えられたかのような感覚になる。

座ると、風も呼吸も穏やかになった

やがて座り、両手を合わせても、耳元にはまだ草の葉がさざめく微かな音が聞こえていた。バタフライのポーズをとると太ももの内側がひりひりと痛んだし、顔は太陽の光で火照っていたが、体は静止していた。ヨガをするのは、体の柔軟性を高めるためではなく、自分の心を柔らかくするためなのだ。外は明るく、心の中もずいぶん静かになっていた。

大地に身を委ねる

心が開かれると、心の中にとても静かな空間が生まれる

前脚と後ろ脚をゆっくりと広げていく際、私はやはりまずは慎重に試すようにし、一気に最後まで滑り込むことはしなかった。長く練習を重ねるうちに、無理をせず自分のペースに合わせて行う方が、無理をして頑張るよりもずっと心地よいと気づいた。股関節が少し緩んだところで、腕をさらに上げると、胸が支えられているような感覚がする。芝生は柔らかく、日差しも穏やかで、練習が終わっても特に高揚感に駆られることはなく、ただもう少しここに座っていたいという気持ちだけが募っていた。

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