

以前は、立ち止まることがとても怖かった。少し暇になると、時間を無駄にしているような気がしていた。その後、ヨガを始めて初めて、静かに座っていることが、想像していたほど簡単ではないと気づいた。ただ背筋を伸ばし、両手を胸の前で軽く組み、息がどのように胸に入ってくるかを感じ、それから鼻から吐き出すだけでも、人にとってはすでに難しいことなのだ。
座り始めたばかりの頃が最もひどい。足を動かしたくなり、肩が落ちそうになり、目はいつも大きく見開いて周囲をきょろきょろと見回してしまう。思考は一瞬たりとも止まることがない。ある考えが浮かぶやいなや、すぐに次々と連鎖的に考えが湧き上がってくる。時間が経つと、それを止めたり追いかけたりする必要はないと分かるようになる。ただそれがやってくるのを感じ、やがて自然に消えていくのを見守ればいいのだ。1分間を穏やかに過ごせれば、さらに数分経つうちに、胸の奥がゆっくりと落ち着いてくる。外は相変わらず喧騒に包まれているが、体の中には小さな静寂の空間が生まれている。


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