用賀のパティオのタイルには緑色の柴仙石が描かれている。



私の頭上には天井はなく、葉が幾重にも重なっているだけで、その隙間から漏れる陽光が私に降り注いだ。風が吹くと葉がざわめき、足元の草がそれにつられて揺れた。深呼吸をすると、草の甘さが鼻に抜ける。アーサナをしているとき、私は一人で練習しているのではなく、森全体と一緒に練習しているような気がした。天井がないところでは、呼吸が深くなり、身体が開いていく。


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